はじめに
東京都に住んでいると、
楽しい遊び場や派手な交流が目を引きますが
その裏に常に怪しい誘いも隠れています。
社会人として必要なお金に対する倫理観を育み、
怪しいビジネスもどきや詐欺に騙されないために
新社会人や転職したての第二新卒が
本当に読むべきマネーリテラシーを
光側(ライトサイド)と闇側(ダークサイド)
で3冊ずつ厳選しました。
せっかくもらったお給料を正しく増やせる
正しい力をぜひ本から手に入れましょう。
1. 光側(ライトサイド)おすすめ3冊
夢や豊かな人生を掴むには
動かなければなりません。
疑ってばかりいては、視野も広がりませんし、
動かないでじっとしていても機会損失となります。
しかし、だからといって
動けば動くほど怪しい人物からの誘いも増えます
信じてばかりいれば、騙されて搾取されます。
物事を見極められる
正しい倫理観と知識と自制心、
まずはそれらをきちんと身に着けられる
自身の正しい道を照らすような本を
三つ紹介しましょう。
①:『現代語訳 論語と算盤』渋沢栄一
新紙幣の1万円札の顔であり、
日本資本主義の父が遺した不朽の名著です。
「論語(倫理・誠実さ)」と
「算盤(利益・合理性)」は、
どちらが欠けてもいけないという教え。
しかし、現代の会社のほとんどの基盤に
関わったといっても過言ではない経済の父が
何をモットーに動いていたのか。
そして、人として人はどうあるべきかを学べる
マネーリテラシーの根底を学ぶ必読本だと考えています。
②:『ウォーレンバフェットの生声 本人自らの発言だからこそ見える真実』
対して、生きる投資の神様と呼ばれる
ウォーレン・バフェット。
個人的にはバフェット氏の投資に対する
姿勢こそが現代投資の教科書だと考えています。
「自分が理解できない怪しい
ビジネスには1円も出さない」
「誠実で優秀な経営者がいる、
社会に必要とされている企業の株を買い、
一生持つ覚悟で応援する」
見ればどうでしょう。
あたりまえと言えばあたりまえのこと。
楽して稼げる方法。
誰もやっていないテクニック。
知らなきゃ損、絶対儲けられる裏技。
投資=楽して儲けられる方法。
と浅はかなPRが溢れるこの時代に、
投資とは本来、こういうものである。
と世界資産ランキングトップ10圏内という
結果で、王道こそが正道という
教科書的な基本の大事さを体現して示している人物です。
③: みんなが欲しかった! FPの教科書3級(TAC出版)
なんとここでまさかの資格勉強本です(笑)
しかし、結局のところ、こういった金融に関する
基礎知識に打ち勝てる本はないと思っています。
なぜなら、どのような本であれ
結局、著者の主観や意見が
反映されているからです。
貯金よりも投資が好きな人なら
「貯金するとお金の価値が下がる。投資をするべきだ!」
投資は危ないと思っている人なら
「証券会社の言いなりになるな。投資はせずにノーリスクの貯金が絶対いい!」
保険会社に偏見を持っている人なら
「保険なんてお金の無駄だ!社会保険で全部何とかなるんだ」
不動産会社の人間が書いた本なら
「不動産こそが最良の資産だ!」
とそれぞれのポジショントークを話します。
結局、自己利益や自己の思想を押し付けるために
物事を書いてるだけなのです。
もちろん、こういった資格本も
売り上げや資格の取得者を増やして売り上げを
上げることが目的です。
しかし、こういった資格勉強は
体系的にさまざまな知識を
まんべんなく勉強できます。
特にFP技能士の資格は、
法律、貯金、投資、保険、不動産、リテラシー
といった” 知識のみ “を広く学べます。
まずはこういった基礎知識を身に着けたうえで
真偽を判断するための基本材料を身に着けるのがいいでしょう。
2. 闇側(ダークサイド)おすすめ3冊
あえて、闇側。つまりだます側が
どのような思考なのかを記述している本を
闇側(ダークサイド)と表記しました。
騙す側の手口や思考を学び、
反面教師として自身にも当てはまらないかを
自戒していきましょう。
闇側と書いていますが、
もちろん、どれも良書です(笑)
①:『影響力の武器』ロバート・B・チャルディーニ
マルチや怪しいセミナーが使ってくる
心理誘導の手口をすべて白日の下に晒した
一冊です。
「あなたのためを思って」
「みんなやっている」といった言葉が、
人間の心理的な弱み(返報性や社会的証明など)をどう突いているか。
そのメカニズムをあらかじめ脳に
インストールしておくことで、
悪質な勧誘を受けた瞬間に
「あ、これはあの手口だ」と冷静に見抜いて
シャットアウトできるようになります。
②:『マルチの子』西尾潤
借金、人間関係の崩壊、そして人生の破滅。
普通の派遣社員の女の子が、ある日
「素晴らしい仲間とビジネス」に出会い、
気づけばマルチの沼に引きずり込まれていく
恐怖を描いた超リアルなサスペンス小説です。
社会への不信感や、名誉欲、そして寂しさを
巧みに刺激して、定商取引法などの
網の目をかいくぐるリアルな勧誘手口が
恐ろしいほど正確に描かれています。
「自分だけは大丈夫」と思っている
新社会人にこそ、この生々しい疑似体験を通じて「最初の違和感」に気づく防衛本能を
身につけてほしいです。
③:『金持ち父さんと貧乏父さん』ロバート・キヨサキ
これもこちらに入れるかは悩みましたが、
よくマルチ商材の導入に使われているので
あえて、こちらにリストさせていただきます。
ロバート・キヨサキ氏は
不動産とネットワーキングビジネスで資産を稼いだ人物で、
お金に働かせる考え方を広めた人物の一人です。
こちらの本自体は、わたしも読んだことがありますが
氏のエピソードを元に金持ちと貧乏人を分ける思想の違いは何か。
が分かりやすく書かれていて読みやすく、氏の頭の良さが伝わりますが、
マルチビジネスやネットワークビジネスに肯定的かつ、
社会の会社労働や政府の教育に懐疑的で
氏自体が不動産や投資で稼いだ人物なので
社会や会社の歯車として働くことに疲れた人に
マルチビジネスや、ネットワークビジネス、そして
不動産や投資詐欺を提案する導入本としてよく使われます。
これを読ませて、目から鱗だ!こんな考え方があったのか!
と感動させて実践してみたい!となったところに
海外投資話や不動産話、マルチビジネスや入会金を求めるのが鉄板手法です。
この本を勧める人がいたら、悲しいことですが
一度、距離を取りましょう。
ちなみ、この本の最期に、氏が自身の商品の広告として
氏が考えた高額の人生ゲームを買うように販促しています。
この商品を買って一緒にやろうよ。
というマルチビジネスも流行っていますので買わないように気をつけましょう。
これを買うことこそがラットレースの始まりです。
※この本やロバート・キヨサキ氏自体に罪はありません。
悪用するやつらが悪いです。
人生の友人こそが最大の資産。出会いの場を広げることこそが最大の投資。
おわりに
いかがでしたでしょうか。
あえて光と闇と表現しましたが、
その文字通り、
投資と詐欺は紙一重なのです。
お金を増やしたい。
会社や社会の隷属から脱したい。
社会的成功を手にして有名になりたい。
自分を認めてくれる何かが欲しい。
そういった現状を変えたい!
と願うときに声がかかるのがこの二つだからです。
しかし、投資だろうが、詐欺だろうが
それで損をしても警察も国も誰も基本的には補償してくれません。
なぜならここも共通しますが
両者ともにそのためにお金を預けるのは
完全に自己責任だからです。
今一度、お金の大事さを考えてみてください。
自身が一生懸命に心身をすり減らして
人生の時間、つまり寿命を削って手に入れた
命とも言えるお金。
あなたが今検討している商品やサービス、
そして、命を預けようとしてる人物は
本当に信用できるのでしょうか?
そういったところで悩まれてるなら
一度、気負わずお越しくださいませ。
読書会Tokyoは、読書会だけでなく
「大人の安心できる交流場所」にもなりたいと考えています。
本を通しての悩みや、考え方を打ち明ける場所として
使っていただいても構いません。
それに、もちろん代表である私もFPとして
ご相談に乗ることももちろんできますが
本を読み、話すことで知見や経験を幅広く持つ他の方から
多角的なアドバイスやヒントをもらえることもあるのが
真っ当なイベントやコミュニュティのいいところです。
マネーリテラシーを磨きたい。
さまざまな人の人生の意見を聞いてみたい。
そう思いましたら、ぜひあなたの身を守る
最初の1冊や交流を見つけに来てくださいね。


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